お知らせ

新電力発電所さまへバイオマス燃料(PKS)を初納入しました

当社は、ソリューション事業として、バイオマス発電所等で利用するPKS(パーム椰子殻)や木質ペレットを東南アジア諸国から輸入・販売していますが、このたびPKS約1万トンを北日本の新電力発電所さまへ初納入致しました。
1万3千トン型ばら積み外航船を手配し、インドネシア・スマトラ島(リアウ州)において7月21日から3日間かけてPKSを本船に積み込み、その後、迷走する台風6号に進路を妨げられながらも、無事、8月15日に本邦荷揚げ港に到着しました。
ただちに通関手続きや植物検疫手続きを済ませ、8月18日に無事にお客さまの元への引渡しを完了致しました。

火力発電所におけるカーボンニュートラルなバイオマス燃料の需要は年々需要が増しており、当社としても今回に引続き、多くの新電力発電所さまに向けて、信頼性の高いバイオマス燃料を安定的かつ機動的に供給してまいります。

特にPKSに関しては、現行制度においては2024年4月からは環境や人権を考慮し持続可能性を証明する国際認証を持つPKSに限り取り扱いが認められることになります。
当社は既に国際認証であるGGL(Green Gold Label)認証を取得済みであり、同じく同認証を取得している海外供給者から安定的に国際認証PKSを調達する体制を構築しています。

PKS(Palm Kernel Shell:パーム椰子殻)の揚げ荷役の様子
PKS(Palm Kernel Shell:パーム椰子殻)の揚げ荷役の様子