発電設備の運転で培ってきた技術力を活かし、発電所以外に先端技術設備などさまざまなフィールドへ人材を派遣するなど、事業領域の拡大を続けています。
運転要員育成支援
火力発電所を運転・保守されているお客さまや、新規に火力発電事業を計画されているお客さまに対して、運転指導員の派遣や、シミュレータ研修等、より現場に沿った運転要員の人材育成サービスを提供しています。
海外事業
メドコパワーインドネシア社(インドネシア)と戦略的提携関係を結び、同国におけるガス火力事業および運転保守事業の共同開発に取り組んでいるほか、ウズベキスタンなどでも、現地の火力発電所に運転指導員を派遣し、現地の運転員に対する運転研修を実施しています。
大型放射光施設(SPring-8)
兵庫県南西部播磨科学公園都市において理化学研究所が運営する大型放射光施設(Spring-8)は、世界最高性能の放射光を生み出すことができます。
この放射光を用いてナノテクノロジーや産業利用まで幅広い研究が行われ、大学や公的研究機関、企業等が主に利用しています。当社は、この施設において運転監視、計器の据付調整、機器の保守等をサポートしています。
X線CT装置(CO2挙動可視化装置)
京都、大阪、奈良にまたがる関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)において地球環境産業技術研究機構は、国内外の産官学と連携し、地球温暖化対策としてCO2挙動可視化装置を用いた地下深部へCO2を貯留する研究開発を行っています。
当社は、二酸化炭素地中貯留技術研究組合から業務を受託し、この装置を用いた撮影手法の開発、画像処理・定量値算出等をサポートしています。
排煙脱炭装置
関西電力南港発電所では、排煙脱炭装置を用いたCO2回収技術の研究が行われています。
当社は、三菱重工エンジニアリング㈱から業務を受託し、この設備の運転、管理、点検、また、成分分析から試験報告書作成まで研究業務をサポートしています。
電力設備研修事業
特別高圧受配電設備(以下、特高設備)に関して、「知識を持った社員がおらず、過去の事例も少ないので、事故時にどう対応すればよいのか分からない」、「メーカーの言われた通りに保守・点検を行っているが、本当にそれでよいのか。」等の悩みを抱えているお客さまは非常に多いです。当社は、そのようなお客さま向けに2023年度より「電力設備研修セミナー」を開催しています。
本セミナーの大きな特徴として、
研修であること。
②経験豊富な関西電力グループ現役専門技能者が講師を担当しているこ
と。
等が挙げられ、他社の研修と比べてより高度な知識や技術を学ぶことができます。
また2022年度の試行実施においても、受講者の皆さまより沢山のご好評の声をいただいております。
本事業を通じて、関西電力グループ独自の特高設備ノウハウをお伝えすることで、これからもお客さまの保守管理の効率化・信頼度向上にお役立ちしていきます。
今年度は終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
セミナーの詳細についてはこちら(PDF形式)
セミナー情報記載のチラシダウンロードはこちら(PDF形式)
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お問い合わせ
【運転要員育成支援について】
火力事業本部 火力計画部門 技術サービスグループ
06-4705-8633
【電力設備研修事業について】
営業本部 営業調査グループ
06-7506-9472
メールアドレス:solu@kanden-pt.co.jp