お知らせ

タンジュン・ジャティ発電所の運転員向け研修について

2024年10月、関西電力株式会社と関電プラント株式会社が主催するインドネシア国タンジュン・ジャティB(以下、TJB)発電所の運転員向け研修に、当社も桟橋やアンローダー、揚運炭に関する一部の講義に参画しました。TJB発電所は、インドネシアの中央ジャワ州に位置する合計2,640 MWの石炭火力発電所複合体で、ジャワ・バリ地域の主要な電力供給源となります。2021年の商業運転開始日以前から、関西電力ではTJB5・6号機の運転員向けの研修プログラムを開催しており、KPTもこれらのプログラムに部分的に参画してきました。

当社講師による石炭取り扱いシステムの説明
当社講師による石炭取り扱いシステムの説明
当社スタッフによる日本文化紹介
当社スタッフによる日本文化紹介
















以下はプログラムの内容

1.日本文化紹介
研修前に、当社のスタッフによる日本の文化と社会についての紹介を行いました。これは、研修の環境をより良く理解してもらうためのものでした。また、文化的・歴史的な場所を訪問セッションも開催し、実際に体験していただきました。

2.現場見学
研修生は、舞鶴石炭火力発電所を訪問し、現場や施設、そしてオペレーターがどのように運転や管理を行っているかを直接見学しました。その際、当社従業員からの説明を受けていました。

3.質疑応答
研修生がインドネシアで経験した課題に関する質問に対して、その場で施設を見学しながら回答し、問題解決を図りました。

結果
研修終了後、研究生は関西電力、関電プラント、当社の経験豊富なエンジニアと現地で行われた技術的な質疑応答を通じて貴重な知見を得ました。これらのセッションにより、自社の施設と比較して類似点や相違点についてより深く理解することができました。また、今後の問題を防止し、対処するために必要な知識も習得しました。