経験を積み、
長きにわたる廃止措置の中核に
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PROFILE

橋本 真直

HASHIMOTO MASANAO

2021年入社/電子機械科卒
美浜事業所 技術課 技術B係
(取材当時)

関電パワーテックへの入社理由を教えてください

高校で学んだ機械の基礎知識が生かせる仕事に就きたいと考え、関電パワーテックを選びました。私は子どもの頃から車が好きで中学生までは整備士になろうと思っていましたが、年齢を重ねるにつれて安定性や将来性が気になり、「美浜発電所」を意識するように。福井県で生まれ育った私にとって当事業所は身近な存在であり、以前からエネルギー企業の安定性に魅力を感じていたことから応募を決めました。入社の決め手になったのは、発電所の安全・安定運転を支える事業内容に惹かれたことと、「関電パワーテックなら将来も安心して働ける」と思えたからです。

現在の仕事内容について教えてください

事業所配属後、約5カ月間の研修を受けた後、9月から現場の一員として勤務しています。初めて研修を受けた時は、あまりの専門性の高さについていけるのだろうかと不安になりましたが、段階的な知識定着が図れるカリキュラムのおかげで少しずつ成長。高校時代に学んだ知識も意外と役に立ち、改めて当社を選んで良かったと思いました。

現在は美浜発電所1、2号機廃止措置運転業務を担当し、一人前の運転員になるための実習に励んでいます。廃止措置とは、運転を終えた原子力発電所から使用済燃料などを取り出すとともに、施設を解体撤去し、これに伴って発生する廃棄物の処理処分や跡地を有効利用するための作業を行うこと。「美浜発電所」は今後、約30年をかけて廃止措置を行うため、一連の作業が安全かつ計画的に進められるよう施設の点検や機器の運転操作などを行うのが私の役割です。この仕事はコミュニケーションがとても重要で、中央制御室から現場スタッフと連携することもあれば、自ら現場に赴くこともあります。どんな状況でも確実に連携するためには、いつ、何をするのかを正確に伝える情報共有が大切だと実感しています。

関電パワーテックの魅力は、一つずつ経験を重ねながら成長できること

これまでで一番印象に残っているのは、非常用ディーゼル発電機の起動試験です。発電設備の電源が失われた際、原子炉を安全に停止するための機器に電源を供給するのが、この非常用ディーゼル発電機です。「美浜発電所」では毎月1回、この試験を行い、問題なく稼働するかを確認しています。発電機の轟音の中でコミュニケーションを図りながら操作するのは容易ではないですが、最近やっと起動から停止までの限られた時間の中できちんと試験を終えられるようになったのが嬉しかったですね。難しい操作を先輩方と協力してやり遂げた時、「ここは良かった」と褒めていただけるのもやりがいになっています。それでもまだまだ課題は多く、一つできるようになると、また次の課題が生まれることの繰り返し。これからも奥の深い操作を多角的な視点で見つめ、勉強を重ねたいと思っています。

1日のスケジュール

※1直の勤務スケジュール

OFFTIME

休日は愛車でドライブしたり、共通の趣味を持つ友人と車について語り合ったり、車三昧の時間を過ごしています。最近はメンテナンスにハマり、18年物の「インテグラ」を自分好みに直しながら乗っています。渋いグレーの色味とフォルムのバランス、最高だと思いませんか?

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