事業本部全体を
コントロールする醍醐味
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PROFILE

岡﨑 健史

OKAZAKI KENJI

2012年入社/総合理工学部 物質科学科卒
火力事業本部 火力戦略部門 統括グループ
(取材当時)

入社理由とキャリアについて教えてください

大学では脱硫触媒(環境阻害物質の排出を低減するもの)の性能特性を研究しており、環境保全の分野で活躍したいと思っていました。一方で発電事業は社会インフラを支える重要な産業であり、私たちの暮らしになくてはならないものです。関電パワーテックは、発電所の環境保全設備も担っており、社会インフラを支えながら環境保全に寄与できると感じて入社を決めました。

入社後は舞鶴事業所で、フライアッシュの分析に携わりました。フライアッシュは石炭が燃焼した際に出る石炭灰を原料にして製造される商品で、建築分野などで有効活用できます。石炭の産出国によって石炭灰の性質が異なることから、製造したフライアッシュが規格に適合していることを確認するための分析を行っていました。その後、姫路事業所に赴任し、関西電力姫路第二発電所で排水処理設備の運転業務を経験。発電所の環境保全を幅広い視野で学びました。現場で感じたことは「仕事は一人ではできない」ということ。ラボで閉じこもって出来ることは、本当に限られていると感じました。

現在の仕事について教えてください

私は現在、火力戦略部門で勤務しています。ここは火力事業本部全体をコントロールする部門です。

私は中期経営計画の策定、業績評価目標の策定といった企画・計画業務に携わっており、これらの計画を通して本部全体を動かすミッドフィルダーの役割を担っています。収支・要員・経営が三位一体となる中期経営計画の策定やその進捗管理には、他部門やグループの業務内容を知ることが必要。さらに発電設備に関する技術的な知識も欠かせません。これには現場で培った技術力と、学生時代に学んだ幅広いサイエンスの知識が大きな財産となっています。本部全体を見渡しコントロールしていくことに大きなやりがいを感じるとともに、経営に直結する仕事に身が引き締まる思いで臨んでいます。

関電パワーテックの魅力は、やりたいことに挑戦できること

自分が描いたキャリアプランをしっかりと受け止めてくれる会社です。私自身、自分から手を挙げてこれまでのキャリアを築いてきました。

忘れられないのが、新設火力発電所(かみすサービスセンター)の試運転と運転保守業務に携わったことです。周辺の燃料供給・環境保全設備だけでなく、主機である発電設備を含めた運転受託だったため、発電所のルールづくりから事業会社との調整、スケジュール管理、点検操作、運転監視など幅広い業務を行いました。チームで協力しあい、大きな仕事をやり遂げた達成感は今でも忘れられません。このように、新たな仕事へのチャレンジが叶うのが当社の魅力。今後は、海外事業を含め、新たな事業の立ち上げにも関わっていきたいと思っています。

1日のスケジュール

OFFTIME

平日は真っ直ぐ帰宅し、2人の娘達との時間を楽しんでいます。休日は娘達を公園等に連れて行くこともありますが、平日のウォーキング、休日のランニングで体力維持を図っています。

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