前例のない仕事に挑戦し、
未来を拓く
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PROFILE

石黒 達郎

ISHIKURO TATSURO

2014年入社/工学部 原子力技術応用工学科卒
原子力事業本部 廃止措置グループ
(環境管理グループ兼務)
(取材当時)

入社理由とキャリアについて教えてください

大学で原子力の技術応用全般について学んでおり、原子力発電所の現場で働きたいと思っていました。研究室の教授の薦めもあって企業研究し、火力・原子力発電所の運営を最前線で支えている会社であることを知り、一気に興味を持って入社を決めました。

入社後は希望通り美浜事業所に配属され、まず放射線管理課で管理区域からの物品の持ち出し検査業務に従事。ルーティン業務として管理区域内の線量管理も行いました。その後、研修をかねて環境管理課に異動し、工具や衣類の処理を含む廃棄物の管理に携わりました。当社では特に廃棄物の管理に力を入れており、その現場を経験したことが私の大きな財産です。廃棄物発生量評価のための放射線測定などでは、大学で学んだ知識が大いに役に立ちました。

廃止措置の仕事について教えてください

原子力発電所の廃止措置とは、簡単に言えば運転を終えた原子力発電所の全てを解体・撤去して完全な更地に戻すことを指します。

商用発電炉の廃止措置は国内では前例がなく、私は廃棄物の発生量がどれくらいになるか、発生した廃棄物の処理方法や放射能レベルの測定・評価の方法、また物流などについて安全かつ確実に実施するための検討業務を行っています。主体は関西電力なので、必要な対応案を検討し、ここはこうするべきという見解も取り混ぜながら提案しています。廃止措置は全てが新たなチャレンジなので難しさもありますが、私が検討・評価した内容が大元となり、近い将来、日本の、世界のスタンダードになるかもしれないという使命感に大きなやりがいを感じています。

関電パワーテックの魅力は、成長できる機会の豊富さ

現在は役目を終えた原子力発電所の廃止措置に関わっていますが、入社したばかりの現場にいた時も、今いる本店でも、個々の業務が有機的につながって全体として電力の安定供給を支え、ひいては電気の利用者の生活を支えているという確かな実感があります。

こうした社会的意義の高い仕事において、現場から未知へのチャレンジまで幅広い仕事に携われるのが当社の魅力です。研修や資格試験のサポートなど教育体制も充実しており、発電設備の運営管理を担うプロフェッショナルとして成長できます。また福利厚生も手厚く、有給休暇も本当に取りやすいのでワークライフバランスも申し分ありません。今後も未知へのチャレンジを続け、「廃止措置のことなら石黒に聞け」と誰からも頼られる存在になりたいと思っています。

1日のスケジュール

OFFTIME

仕事終わりは、会社の同期と食事に行ったり、趣味のドラムの練習など余暇を楽しむほか、放射線に関する知識取得や自己啓発のための資格試験の勉強をしています。また、休暇を取りやすい会社なので、土日に合わせた連休にして大学の同期と恒例の近場旅行を楽しんでいます。

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