原子力発電所で発生した低レベル放射性廃棄物を埋設処分するための廃棄体検査、搬出を担当しています。主な仕事である廃棄体検査では、検査装置の制御やコンテナの放射線測定などさまざまなポジションに携わります。検査は数ヶ月かかることもある長丁場ですが、無事に搬出をやり遂げたときの達成感はひとしお。チーム全員で喜び合い、時には打ち上げ会を楽しむこともあります。
心がけていることは、チーム全体に気を配ることです。検査は限られた時間の中で行いますから、他の人が困っているときにすぐにフォローに入ったり、みんなで解決策を考えるなど、コミュニケーションを一番大切にしています。学生時代には課題研究の発表会準備をチームで行いました。それぞれが役割を決めながらも互いにサポートしあったその時の経験が、今の仕事にも活かされていると感じています。